夏から秋の頭皮ケア
こんにちは
朝晩はすっかり過ごしやすくなりましたね!
今日の日中はすごく暑かったですが…
前々回は夏から秋への季節の変わり目に、体調を整えやすくするケアの話をしていましたが、
今回は散髪屋らしく
『頭皮』
についてです
髪の毛にも関わってきますが、今回は主に頭皮にフォーカスしたいと思います。
さて、近頃頭皮の様子はいかがですか?
固くなったりカサカサしたりしていませんか?
また、なんとなく髪の毛が細くなってきたような気がする
なんてことはありませんか?
原因は主に
乾燥です
紫外線・エアコン・プールの塩素・海
などで、髪の毛はもちろん、頭皮もかなりダメージを受けています。
乾燥していると弾力がなくなったり、古くなった角質がスルリと剥がれ落ちずに頭皮表面に残ったりするのでカサカサしてきます
カサカサの頭皮だと、毛根への栄養もたっぷり補給できなくなってしまいます。
毛穴からでる皮脂が、乾燥により出口で固まって毛穴をふさいでしまうこともあります
で、そのままだとさらにダメージを受けやすくなってしまいます
大事なのは
①これ以上乾燥させないこと
②保湿
です
①乾燥させないために
・帽子をかぶる・エアコンの直撃を避ける・ぬるま湯で洗うetc.
・シャンプーを意識する
シャンプーは洗浄剤の違いで頭皮への優しさが変わってきます
乾燥させないために大事なのは
・弱酸性もしくはアミノ酸系洗浄成分のシャンプーを使うことです
なぜなら、
洗浄力の強いシャンプーを使うと、汚れとともに頭皮の潤いまで奪ってしまうからです。
弱酸性もしくはアミノ酸系のものの場合は、
肌はもともと弱酸性なので、肌表面に近い成分で洗うことができ潤いを残して洗い上げることができます
ただし、このアミノ酸系の洗浄成分というのは洗浄力が弱いという欠点があります。
もちろんすべての汚れがぜんぜん落ちないと言うことではなく、目的の汚れに対して満足に落とせるかというおはなしです
そこで、メーカー各社はアミノ酸系洗浄成分に、洗浄補助剤として様々な成分を加えて製品にしています
組み合わせによっては
「メインの洗浄成分はアミノ酸系で肌にやさしくても、補助剤がめちゃくちゃきつい」というものもある可能性があります
できれば、「メインの成分も補助成分も頭皮に優しく、それぞれの苦手な汚れをそれぞれが補って落とす」物を選びたいですよね。
では、どうやって見分けるか?
「気になるシャンプーを見つけたら、メーカーのHPをチェックする」
です。
メーカーのHPにはその製品へのこだわりが詰まっていますので、
肌へのやさしさにどこまでこだわって作られているのかを正しく知ることができます
また、シャンプーなどの裏には成分表が記載されていますが、ここには「アミノ酸系」という書き方はされず、成分名が表記されるのでどれがどの成分なのかすぐには分からないです
メーカーのHPには
「○○○(アミノ酸系洗浄剤)」などのように、分かりやすく表記しているメーカーもあるので、成分名を知らなくても調べることができます
ちなみに、当店では2つのメーカーのシャンプーとトリートメントを扱っていますが、すべてこの弱酸性もしくはアミノ酸系で、補助洗浄成分も頭皮や髪に優しく、頭皮の潤いを守ること・きちんと汚れを落とすことを考えて作られています
と、長くなってしまったので一度ここで区切りをつけようと思います
②の、保湿についてはまた次の記事にしますね